岩戸町会の始まりは、地域の伝統的な「行事制度」にさかのぼります。かつて岩戸地区では、集落ごとに“年番”が輪番で地域行事を運営し、冠婚葬祭の連絡や「触れ」と呼ばれる通知を地域に伝えるなど、住民同士が密に協力し合う体制が築かれていました。
しかし、昭和40年代に入り、岩戸地区の開発が進むにつれて、より広範囲で機能する新たな地域組織を望む声が高まりました。そして昭和42年1月2日、地元集落の役員総会での決議を経て、伝統的な行事制度に代わる形で「町会」を結成する方針が決まりました。
昭和43年3月23日、岩戸八幡神社の敷地にあった木造平屋の岩戸公民館(初代)にて創立総会が開催され、同年4月に小川利太郎氏が初代会長に就任。約1800世帯の会員をもって「岩戸町会」が正式に発足しました。
町会活動の拠点も、時代とともに変遷してきました。発足当初の初代公民館から、昭和53年7月には新設された岩戸地域センター内2階へと移り、さらに平成27年4月からは建て替えられたセンター内3階の現在の町会公民館へと引き継がれています。
町会の加入世帯も時代とともに変化しています。昭和62年の創立20周年時には3579世帯、平成9年の30周年時には3731世帯、平成19年の40周年には3764世帯と増加を続けていましたが、50周年時点では3400世帯、現在は約3050世帯前後で推移しています。
町会の運営は、会長・副会長・会計・書記に加え、総務、防犯、消防、交通、防災、環境文化、広報の7部の部長からなる本部役員を中心に、理事・副理事・班長の地区役員とともに支えられています。さまざまな行事や地域活動には、多くの会員の皆様にもご参加いただいております。
これまでの定例事業に加え、地域のニーズに応じた新たな企画にも少しずつ取り組みながら、町会は進化を続けています。これからも、歴代の役員や会員の皆様が築き上げてこられた岩戸町会の伝統と信頼を大切にしながら、未来に向かって歩み続けています。
初代 岩戸公民館
昭和34年落成。昭和43年4月岩戸町会発足依頼、昭和52年まで活動拠点として使用。

2代目 岩戸公民館
(初代岩戸地域センター2階)
昭和53年7月開館以来
平成25年11月まで使用

3代目 岩戸公民館
(2代目岩戸地域センター3階)
平成27年4月開館以来使用
現在に至る。

岩戸の今昔







